心の不安は夕闇にぼけた路地に 少し冷たい風吹く。 言葉は独りでに消えていった。 淋しい心を置き去りにして。 新しい世界へ飛び立とうか。
少しの間,中学の頃に戻っていた。 まだ世紀が変わる前の時間。 到底つかめないような感動が次々と押し寄せて 閉じこもっていた心にはいつしか内側に光を見つけた。 何もかもが決まっていなくて無限の可能性があった。 例えば君の事、笑い合う幻を見ていた。…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。