『砂漠の星』


何も無い雪の砂漠
静寂の果てを
眺めゆく時
星あがる空


寂しげな女の子
ただ一人君は
幸せ気付け
月に見とれて


大空渡る鳥の
駆け抜ける日々が
終わらないから
穏やかなまま


何気ない日々の中に
君がいることは
たまらなくいい
胸に響くよ


重なる君の夢が
重た過ぎるから
上手く飛べない
それもいいんだ


遠くの空が割れて
大切なものが
空に還るよ
風に吹かれて