まばたき

遠くの空を眺めている
胸に浮かんだ光 消えていく
だから僕も君の傍で風に吹かれようと思う
まばたきすらを忘れかけてく
目を閉じると広がる海の庭歩き出していこう


勇敢な君を思い出した


大切は消えてくのかな
空は回り続けていて ちっぽけさ
思い出がたんぽぽの種になって風に散った
味気無いものもずっと過ぎていく
手のひらから零れ落ちてく日々に繋ぎ合えたらいいな


勇敢に僕もなろうと思った


甘い世界に誘われて
いつか僕の向こうへと去っていく
悲しみはどこまでも深くなる
胸にしみる
流されながら雪解けを待つ
冬の日々はやさしく啼きながら春を待っているんだ


穏やかな日差しの中