2008-05-13 砂 砂をはらった. それは僕の自信だった. 何という気も無しにはぎとられてしまった. 普通の幸せを得るためだとか, ありふれた想いを知るためだとかいって. ああ,いっそゲームにでもはまってしまえばいい. ひねくれた言葉を捨てて 独創は消えて, 奥まった森で枝の折れた音が響く. 負けっぱなしも悪くないよ. だけど,さっきから弱音が押し寄せている. 地面を掘って掘って手を. 掘って掘って手を. トンネルのかなた...