空想の扉

空想は胸の扉 締め切る冬の空
凍りついた風が 心に吹き込んでた
変わり映えしない日々に 錆付く鉄のドア
君の言葉が今 心に染み込んでく
急に溶け出した 水溜りで花が咲く
一人じゃいれない それは愛だった
ああ僕はただ 君の事 知りたい


果たして今まで何を 見過ごしてきたんか
分厚い壁の前 じっと目を凝らしても
移ろう光は知れない 君の胸のドア
じっくり探そう 力ずくじゃ開けない
豆球であっても あなたは煌めいて
ここからじゃ見えない場所で 影作る
ああ僕はただ 君の事 知りたい


過ぎ去ったことは砂の中にうずめて
辿り着いた今を 大切に響かせよう


さあ手を取って 今こそ踊りだそう
二人が笑って 壁は溶けていく
ああ僕はただ 君の事 知りたい