思い出

思い出は宝物 今がどんなに不足であっても そんなこともあったんだって いつかは思い出になる 何が正しいか迷ってばかりで 何一つ確かなものは無くても 思い出が僕を支えるから 思い出が僕の中で光となって輝く

香水

慌ただしい日々によみがえる花の香り 知らず知らず脳髄に刷り込まれていて 失くしそうな記憶を再び呼び戻す それは君だった 過去はどこかに消えてしまった 僕はここにいる

印象

印象ですべては語れない。 勝手な見方で決めつけてはいないか。 見逃してしまっているものはないか。 印象は角度次第で変わる。 正しさを知るには自ら動く必要がある。

風化

時代は風化していく。 最近はやけに時代小説を読む。 平安時代や戦国時代や江戸時代から近代まで。 武士や兵隊や貴族から茶人まで。 それらはある意味でフィクションであって、 日本人の日本人たる憧れが投影されている。 皆は一様で、頑なで慎ましくひた向…

屈折

大人になりたい どうやったらなれるかな ひげを生やしたって何か違う 日常の波間に揺られながらどこを彷徨う 未成人の流れ者 液面の屈折した光に右往左往 迷宮の番人 何に固執しているものか

あしたのあした

あした あした あしたがくるよ あした あした あしたがみえる いんど いんど いんどのたいよう またひがのぼり またひがおわる GOOD DAY GOOD BYE GOOD NIGHT あしたがみえる あいのあるみらい GOOD DAY GOOD BYE GOOD NIGHT あしたがみえる あしたのあした

きょうのうた

外は白い雪の日 とても外には踏み出せそうにない こんな日は一人歌でも詠みながら過ごそうか 行く道は帰る道 2人で永遠なんて いつしか1人に帰るのだろう 窓越し降り積もる白い雪

いろどり

懐かしい頃の僕は まだ懐かしいままで暮らしてますか 黄昏に染まる風 それは君と云う名の光の泉日々に言葉の彩りを

とり

心の不安は夕闇にぼけた路地に 少し冷たい風吹く。 言葉は独りでに消えていった。 淋しい心を置き去りにして。 新しい世界へ飛び立とうか。

ゆうめ

少しの間,中学の頃に戻っていた。 まだ世紀が変わる前の時間。 到底つかめないような感動が次々と押し寄せて 閉じこもっていた心にはいつしか内側に光を見つけた。 何もかもが決まっていなくて無限の可能性があった。 例えば君の事、笑い合う幻を見ていた。…

ことば

今また、言葉がわかる。 自分のリズムで向き合えるから。 大事なことは胸の中、 心の奥の深い景色。 そしてこの雑踏の世界に、 忘れないように、 と胸に刻みこめる。

まるでF1レースのように毎日が駆け抜けていく。 僕は言い訳ばかりでのめりこまない。 そんなに悪くは無いのに。 素晴らしい出来事にも気づかない。 ふと心が揺れ動くのを頭で留めてしまう。 季節はもう春なのに。

月の風

30番目の季節に気持ちとは何かと考える。 私の心を掴んで離さない欲求は結局私の心が創り出した魔物に過ぎない。 あれもこれも全てを欲しがり、心は何も手にできず、一人ぼっちで秋の冷たい風に流れていく。 目を閉じて浮かべる暖かい部屋。 ああ‼心はただ誰…

Obscure

表現は自由です。 美術館にいけば丁寧な説明があるけど、 詰まるところ芸術の表現は自由なのです。 何を感じ取るか。それも自由です。 そこにはきっと言葉にできないまま、 胸の底に溜まっている感情の澱があります。 人には美しさに憧れてそれを独り占めに…

いつも夜に浸っていて 夜の匂いを忘れてしまった こんなにも夜が広がってるのに 何も感じなくなっていた 心は震えるのになぜだか言えない 夜は静けさを取り返して ああめぐり合う いつの日か 心次第で世界は変わる ああ見つめ合う 体なら 寄り添って明日をつ…

正直者

一体,僕は誰になりたかったのかな。 歩いてきたのは一本道で様々な普通の人たちと会ってきたんだ。 これはきっと特別でなくありふれた命。 耳には音楽が鳴っていて、 目には風景が広がっていて、 心は詩歌を愛する。 それをわかってくれるかな。 一緒にいた…

No one with you, without your warming heart of letter.

スキップオンザポエム/竹原ピストル

素晴らしい作品。 情感に溢れていて、朗読と弾き語りの組み合わせでじっくり聴ける。 生への感謝・仲間への感謝・恋人への感謝とか。 同じように傷つき打ちひしがれ、そして立ち上がり挑み続けてきた彼の特別なフィルターを通してこそ、出来上がった優しく大…

素直

僕は今何を思う? 僕は今何を感じる? 本当の事は注意深く見ても到底わからない. じっと耳を澄まして心のそよぐ風を待つ. …素直になれない.

人生においての最大の幸福は, 恋・出会い・発見によってもたらされる. 心に花を。

さあさあ

歌でも聞きながら のんびり始めましょう

2011年

今年が終わる。 なんて色んなことが起こった年だったんだと改めて思う。 そしてこんなことを思うのは初めてだ。 悲しいことがあった. 何にもできない無力感で悔しかった. 美しい旋律は感情を癒す. それは何物にも変われない人生の宝だ. 心の痛みを打ち明…

湖畔

何にも起きない日常の狭間に感情が浸りこんでいて 何気ない人の仕草を胸の記憶に刻み込んでいく 不安と安心の札を次々に重ねていって 誰でもない人の表情には自分が映っていて約束しなくても逢える 大切な人 古い映画のように鮮明で 歴史の教科書には載らな…

同じ場所を歩いても 前以上の感動は得られない すてきなメロディ すてきな景色 ふと立ち寄ったファミレスのBGMが素晴らしくて ふと昔を思い出しただけ 本当の想いならきっと伝わるはず それがどんな形であれ ただ自分らしくあればいい 世界はきっとふかふか…

光の輪

新しい季節の風が吹いた川沿いから見える景色は日々確実に大きくなって思い出は泡になって飛ぶ 見せかけのセンチメンタリズムに傷つき心はそれでも静かに今を信じていた愛は思い出の中で眠る

時と波

長い年月が過ぎて 年老いてしまったのだな 新しい物に出会う そんなときめきも 近頃めっきりなくなって ただ時だけが寄せ返している 同じ年月が過ぎて 錆びついてしまったのだな 磨きあげた船で いつも浮かんでた 眩しかった太陽の光 ただ波だけが寄せ返して…

再び目覚める

悲しみが歩みを止めて 背中には恐怖が迫る 僕は早く君に会いたい 同じねぐらに帰る毎日さ一週間、君のことを忘れて過ごして 週末はおぼろげな夢のようだちっちゃな星に縛られて ちっちゃな星がすべてで 僕はロケットだ 知らない世界に飛び出したい紫色の宇宙…

これも人生

自分という型を作って 他人という型を作って 重ねてみる 重ならない部分が きっと個性 個性はきっと武器になる 個性を削るのではなくて 磨いて武器にする

2010

知らないうちに我慢してて 知らないうちにストレスになってる それなりで良いって ああ俺は何になろうとして 何にもなれずにいるんだ 人並みの幸せも知らず 使い古しの言葉を繰り返して 大切な周囲をないがしろにして 夢想してしまう 楽園を 疑惑を 欲望を …

マイライフ

そうだ. もう僕は嘘をつかないと決めたんだ 行動が全て だってこの世にはやるかやらないかしかなくて 人生は選ぶことはできず いつだって僕らは選ばれるかどうかだから 何かにつけて言い訳したり 肯定できずに否定してみたり 羨んでねたんでみたり もういい…